■ 広沢池の自然環境 ■
広沢池は日本三沢の一つといわれ、音戸山の南麓にある灌漑(かんがい)用
の溜池である。平安時代中期(永祚元年)に、宇多天皇の孫寛朝(かんちょ
う)僧正が北西の朝原山に遍照寺を建立した時に造られた池と伝えられ遍照
池ともいわれている。一方、8世紀に嵯峨野を開拓した秦(はた)氏が原始
的な溜池を造ったのが始まりとの説もあり、詳細は定かではない。
平安時代には、観月の絶好地(月の名所)として王朝の歌人が千代の古道を
通って盛んにこの池を訪れ、歌を詠んだということである。
いにしへの人は汀に影たえて
月のみ澄める 広沢の池 (源三位頼政)
あれにける宿とて月はかわらねど
昔の影は なほぞこひしき(薩摩守平忠度)
■ 広沢池の動植物 ■
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鳥:
留鳥/カイツブリ・コサギ・カルガモ・アオサギ
カワセミ・コイサギ
夏 /アマサギ・オオヨシキリ
冬 /コガモ・マガモ・クイナ
魚: コイ・フナ・モロコ |
水辺で見られる動物:
スジエビ・アメリカザリガニ・ウシガエル・イシガメ・クサガメ
水産貝:カラスガイ・ドブガイ・モノアラガイ・タニシ・カワニナ
水生昆虫:ゲンゴロウ・タガメ・トンボのヤゴ
水生植物:ヨシ・マコモ・ヒシ・ジュズダマ |
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