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◆ 遍照寺 ◆

〜 元は広沢池の北・遍照寺山の麓にあった 〜



■ 遍照寺 ■

遍照寺は、池のほとりに釣殿・月見堂などを設けた美しい風景を前にした大
寺であったが、早く荒廃し、いまは池から南方約300mのところに遍照寺
の名を伝える寺院がある。(写真)

■ 遍照寺旧境内 ■

遍照寺は、永祚元年(989)に花山天皇の御願により、宇多天皇の孫にあ
たる僧寛朝が広沢池の北西及び西側一帯に創建したものである。広沢池は、
この創建時に池の南側を堰止めて造られたとも伝えられている。
遍照寺は大覚寺と隣接して壮大な伽藍を構えていたが、応仁の乱より衰退し、
その後、江戸時代の寛永年間に嵯峨広沢西裏町に再建されて現在に至る。
寺には定朝の父康尚の作とされる重要文化財の本尊十一面観音立像
不動明王座像(千葉県成田の不動明王と一体ニ体の尊像と伝えられる)が
当時のものとして安置されている。
これまで創建時の遺構はほとんど残ってないとみられていたが、近年、池の
西北岸で基壇状遺構が残存していることが明らかになった。この遺構は一間
四面の御堂跡とみられ、平成四年に京都市史跡に指定された。

<アクセス方法>

   ●市バス停「広沢御所ノ内町」下車徒歩約5分

    075−861−0413 ◎有料 ◎9:00〜16:00



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