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◆ 清漣亭 ◆


方丈の北背、書院の東にあたる美しい林泉の西北の小高いところに茶室清漣
亭がひっそりと落ち着いた姿を見せ、控え目なわびしいたたずまいを、衣笠
山を背景に木立の間からのぞかせている。村田珠光や相阿弥らと茶道を興し
た義政好みに基づく清漣亭は、上段一畳を貴人床とする二畳台目の席で、こ
の上段一畳に坐して眺める芙蓉池苑はまた格別である。
当時、段上の背後にある櫛形の窓を開ければ、衣笠山の裾野ののびやかな姿
が眺められたであろうとしのばれる。


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